お墓がない!困ったときは

親族が急に亡くなりった場合、葬儀と埋葬の問題に初めて直面する方も多くいらっしゃいます。ここでは、お墓がない場合の解決方法について触れてみたいと思います。

お墓がないで困ること

Q お墓は何時までに探せば良い?

何時までにお墓を用意しなくてはいけないという決まりはありません。ご遺骨も、埋葬場所が決まらない場合はご自宅で保管されている方は多くいらっしゃいます。また、ご自宅でご遺骨を保管することに抵抗のある方は、ご遺骨を一時的に預かってくれる霊園もあります。

A ご自身のペースでOK!慌ててお墓を用意する必要は無い

Q 納骨は何時まで?という決まりはないの?

寺院墓所等のお墓へのご納骨は、一般的に49日法要を目安に行われることが多いのですが、それは、あくまでも目安であり、家族と墓所の都合で決まります。一周忌法要に合わせて納骨をされる方もいれば、大切な方の亡骸と離れることが出来ず、長い間、ご遺骨をご自宅へ置かれる方もいらっしゃいます。「ご遺骨は何時までに納骨しなくてはいけない」という決まりや法律はありません。

A  49日はあくまで目安。法律上決まりは無い。家族と納骨する墓所の都合で決まる。

Q ご遺骨の自宅保管はOK?

ご遺骨をご自宅で保管することに、法的な問題はありません。但し、墓所として許可の下りていない場所へ埋めたり、捨てたりする行為は違法行為となりますので、ご遺骨は責任をもって扱わなくてはいけません。責任を持ってご自宅で保管するのであれば問題はございません。

A ご遺骨の自宅保管は法的にも問題は無い

Q ご遺骨は先祖代々のお墓に入れなくては駄目?

「両親までは仏式で葬儀をしていたが、自分は仏式に拘らない」という方も多くいらっしゃいます。ご自身の死生観や宗教観は個人の自由です。寺院墓所にある代々墓に必ずご遺骨を入れなくてはいけないという法律はありません。

A 代々墓へ納骨するか、別の墓所へ納骨するかは自分の判断でOK!

Q 仏教徒ではないが、先祖代々の墓に入れたいが可能か?

無宗教や他宗教信者であっても、祭祀承継者(お墓を引き継いでいる方)が了承し、お寺側でも承諾して頂ければ納骨は可能となります。但し、寺院墓所の場合、お寺の教義や典礼・儀式に従わなくてはならない場合も有り、仏式葬儀や法要を含めて、それらを断った場合は、納骨させてもらえない場合もあります。お寺判断となりますので、無宗教や仏式葬儀を行わない場合は、納骨するための条件は何があるかを事前に確認する必要があります。

A 他宗教・無宗教で仏式葬儀を行わず、寺院墓所に納骨したい場合はお寺の判断次第となる。

Q 費用がない!格安のお墓は?

永代供養墓

永代供養墓などは都心であっても,30,000円代で使用可能なところも多く、宗教・宗派を問わず、管理費無料など、「費用がい」「無宗教」であっても使用しやすく魅力です。

自宅墓(ご遺骨の自宅保管)

ご自宅にてご遺骨を保管するので費用は生じません。火葬場から持ち帰ったままの状態でご自宅に保管する方もいらっしゃいます。また、カビ・汚れ防止、産卵防止の対策をすることにより安心して保管することが出来ます。

詳しくはこちらこちらの記事を参照→

海洋散骨・森林散骨

ご遺骨を2㎜以下のパウダー状に加工(粉骨)し、海や山ご遺骨を蒔く行為を散骨といいます。蒔く場所は苦情の出ない場所を選ぶ必要があるため、多くの場合は散骨業者へお任せします。散骨はお値段もいろいろですが、海洋散骨の場合、船に同乗せず、合同散骨を依頼する形であれば、一番お安いところで22,000円から引き受けてくれます。勿論、全てを自分で行えば0円で済みます。

詳しくはこちらの記事を参照→

その他のお安いお墓

優しいご住職の居るお寺などで、10,000円程度で合祀墓へ納骨してくださるお寺もあります。伊豆の願行寺は実際には15,000円程のようですが、13回忌まで個別埋葬して頂けて、その後合祀となるとのこと。個別埋葬を望まれている方には有り難いお話かも知れません。場所は伊豆ですが、郵送にてご遺骨を送ることも出来きる様です。

Q 自宅にご遺骨を保管したくない場合は?

Q 勝手に埋葬して良いの?

Q 勝手に散骨して良いの?

Q 法要は必ずしなくてはいけないの?

はじめから代々墓に納骨する予定の方は、お墓への納骨前に、仏式葬儀をする?しない?から考えなくてはならず、「仏式葬儀をしない」を選択した場合、「仏式葬儀をしないが、お寺(菩提寺)への納骨は可能か?」をお寺側に相談する必要が生じます。お寺側からの「仏式葬儀をしないなら、納骨はさせない」という話は珍しくはない話なので、いくら、承継したお墓があるからと言って、仏式葬儀をしない場合も「お墓をどうするか?」考えておく必要もあります。

→決まりは無い。自宅墓として、ご遺骨を手元に置かれている方も多くいらっしゃいます。何時までに埋葬しなくてはいけないという期限はありません。

→代々墓を継承していても、新しくご自宅の近くにお墓を購入される方もいらっしゃいます。

また、無宗教だったり、仏式葬儀を行わなかったという理由で、代々墓へのご納骨を拒否されるお寺もあります。ご自身の考えや思いに

ご自身の信仰心や考えに合わないのに無理して代々墓に入らなくてはいけないと言うことはありません。

必ず、代々墓に入れなくてはいけないという決まりはありません。

ご遺骨は納骨しなくては成仏出来ない?

死ぬと誰でも仏さんになれるというこの日本の成仏観は、生前の行いが因果応報するとした仏教の教えに必ずしも基づいたものではないという指摘もあります。

資金の準備も十分でなく、ご遺骨を埋葬する場所が定まっていない場合の対処法を説明致します。

まず、葬儀はどうするか・・・

葬儀は「密葬」「直葬」「家族葬」「一日葬」「自由葬 / お別れの会」「生前葬」などがあります。

その中でも費用が掛からないのは「密葬」「直送」となります。

その中でも価格が安いのは「直葬」です。

大手イオングループの「直送プラン」だと、134,000円(税別)となっており、病院からの搬送・ご遺体保管~火葬まででこの金額で執り行って頂けます。

火葬の次は「納骨」

さて、次は「ご遺骨をどうするか・・・」という問題に直面します。

日本では寺院墓地へ納骨するということが江戸時代中期より行われています。

これは、江戸幕府の禁教令により、キリシタンでない証に「寺手形」を書かせたことが始まりとされています。

お寺のご住職によっては、無宗教でも寛大に納骨させてくれる所もありますが、そうでない寺院もあり、「仏式葬儀」ではなく「直葬」を行った場合、お墓があったとしても、納骨を許可してくれないお寺もあります。

「お墓がない」「無宗教で寺院墓地には納骨できない」はどうするか?

①ご遺骨の自宅保管「自宅墓」「手元供養」という手段

②新たにお墓を用意する。

永代供養墓

寺院にある永代供養墓は都内でも30,000円程度で納骨させてくれる所も多く、また、「宗教・宗派を問わず」「管理費不要」とお墓がない方や、無宗教の方にとっては大変助かります。

納骨堂

③散骨を選ぶ

結論

お墓が内場合の対処法として、

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